お料理&お料理写真チャレンジ  白和え

 

 京のおばんざい屋さんで、板前さんが作った白和えを食べました。力強い出汁(だし)の旨味、和え衣はクリーミーで、ずっしりとしたコクがある。感動の美味しさです。

 早速、京料理の村田吉弘料理長の方法で、作ってみます。

    京料理の出汁は、昆布を多めに使うのが特徴です。昆布を水温60度という低温で、1時間も煮出すという、時間のかかりよう。昆布もかつお節も、大きなパックの半分を使い切る、大変贅沢な出汁です。

    具材は、それぞれ別に煮て、味をつけた「八方だし」に漬け込んでおきます。

    和え衣は、お豆腐を2時間かけて水切りし、裏ごしし、更にすりこ木で、これでもか!というくらい念入りに擦って作ります。

    具材は、しっかりと水分をきり、和え衣とは、食べる直前に和えます。

 

 完成までに2日を要する、ありえない手間のかかる白和えです。

 それでも、食べてみれば、板前さんの味そのままの、感動の美味しさが待っていました。

 

 丁寧に作った料理は、丁寧に作られた器に、盛り付けたくなります。

 選んだのは、木地師の玉井智昭さんの作品。透明感のある木目が、美しいです。


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